子どもと楽しむ建築ウォーク

子どもはDaniel Burnhamが誰かなんて気にしませんが、通りの下のトンネルや、途中で食べるホットドッグには夢中になります。大切なのは、子どもの脚と根気に合ったツアーを選ぶことです。このガイドでは、各ツアーの年齢とベビーカーのルールを確認し、小さな歩き手に上を見上げ続けてもらうコツも紹介します。

子どもに合わせてツアーを選ぶ

最初の基準は長さです。CACのMust-See Chicagoウォーク(約35ドルから)は、同じ建物から出発して戻ってくる90分の周回ルートで、動き回るのが好きな小学生くらいの子に向いています。注意点は、ルートのほとんどが建物を外から見るもので、屋内での休憩が少ないことです。ほかのツアーはほとんどが2時間で、ロビーで区切られれば多くの子どもが歩き通せる長さです。Chicago in a Day(約99ドルから)は4.5時間と、どう見ても長い午後になりますが、途中4回の試食が大いに元気づけてくれます。

次に考えたいのは車輪のことです。ベビーカーだと行けないルートもあれば、向いているルートもあり、募集ページの記載は思った以上にばらばらです。表にまとめました。

ツアー所要時間ベビーカー子ども料金注意すること
Chicago in a Day(Urban Adventures)4.5時間ベビーカー・車椅子対応4歳未満無料、Viatorでは4〜11歳に子ども料金長い、定員12人、早く埋まる
Dazzling Interiors(Inside Chicago、おすすめ)2時間Viatorによればベビーカー・車椅子対応Viatorで子ども割引あり出発地と解散地が別
Pedwayとループ(Inside Chicago)2時間階段があり不向き記載なし約2.4km、閉ざされた空間
Secret Interiors(Empire Tours)2時間Viatorによればベビーカー対応Viatorで子ども料金ありグループは最大30人
Historic TreasuresとMust-See(CAC)2時間と90分ベビーカー預かりなし記載なし大きな荷物は不可、動物は介助動物のみ

グルメツアーなら最後まで元気

Urban AdventuresのChicago in a Dayは、建築ツアーのいちばんの問題、つまり空腹を解決してくれます。募集ページでは子ども向きとされ、4歳未満は無料、Viatorでは4〜11歳の子ども料金も販売しています。試食はディープディッシュピザやイタリアンビーフから、シカゴ風ホットドッグ、シカゴ風ポップコーンまで、合わせると一食分になります。食べる合間に、ルートはたいていRiverwalkやMillennium Parkの「ビーン」を訪れ、天気が許せばPedwayにも潜ります。

注意点は長さと料金です。4時間半は小さな脚にはかなりの負担で、建築は食べ物や禁酒法時代の話と午後を分け合う形になります。定員はわずか12人なので早く埋まり、Viatorでは平均で約39日前に予約されています。

ルートに昼食が組み込まれたツアー

Chicago in a Dayは175 N. State StreetのChicago Theatreの看板の下に集合し、4.5時間後にRiver Northで解散します。試食を合わせると一食分になり、料金は約99ドルから。ベビーカーも歓迎で、4歳未満は無料です。どちらのサイトでも24時間前まで無料でキャンセルできます。

ベビーカーで行けるところ

Inside Chicagoのインテリアツアー(約35ドルから)は、ベビーカー連れでいちばん参加しやすい2時間のツアーです。Viatorではベビーカー・車椅子対応とされ、子ども割引とシニア割引も表示されています。ルートは片道で、425 S. Financial Placeの馬の彫刻がある広場からCultural Centerまで歩くので、解散地からホテルへの帰り方を考えておきましょう。

Pedwayウォーク(約35ドルから)は、10歳の子の心をいちばんつかみそうなツアーです。街の地下に潜り込み、ステンドグラスで彩られた通路を進み、途中には地下のプールもあります。約2.4kmの間にいくつも階段があるのでベビーカー向きではなく、閉ざされた空間が苦手な人にも向きません。ベビーカーはホテルに置いて、小さな子には抱っこひもを持っていきましょう。

Empire ToursのSecret Interiorsウォーク(約30ドルから)は、Viatorでベビーカー対応とされ、子ども料金もあります。集合はUnion StationのGreat Hallで、募集ページでは15分前に到着するよう求めています。家族連れにとっての注意点はグループの人数で、Viatorでは最大30人なので、後ろのほうにいる小さな子には天井よりコートばかりが見えるかもしれません。

CACはHistoric Treasures(約35ドルから)と90分のMust-Seeを催行しています。どちらもベビーカーの預かりや大きな荷物を置く場所はなく、同伴できる動物は介助動物だけです。うれしいのは出発地です。どちらも111 E Wacker DriveのChicago Architecture Centerから出発し、チケットには展示の入場料が含まれています。約4,000棟の建物を再現したシカゴの縮尺模型があり、自分たちのホテルを探しているだけで子どもはしばらく夢中になれます。Historic Treasuresの車椅子対応については募集ページの記載が食い違っているので、CACに問い合わせてください。

Tiffanyのガラスドームの下で一斉に上を見上げるUrban Adventuresのツアー参加者と、天井を指さすガイド

上を見上げ続けてもらうゲーム

ガイドはグループ全体に向けて話すので、子どもには自分だけの役目をあげましょう。次のゲームはほとんどのルートで使えます。

  • 生き物探し。ループのファサードには、彫られたり鋳造されたりした動物や顔が隠れています。ガイドが指さす前に、ガーゴイルやフクロウを見つけてもらいましょう;
  • ガラスを数える。Chicago Cultural CenterのようなTiffanyのドームの下では、小さな一角のガラス片を数えてもらいましょう。誰も数え終わりませんが、それが狙いです;
  • Picassoは何に見える?Daley Plazaの鋼鉄の彫刻(1967年)には、公式の題材がありません。誰かが説明する前に、何に見えるか聞いてみましょう。Pedwayウォークはたいていその前を通ります;
  • 「ビーン」に映る自分を探す。Millennium ParkのCloud Gateはあらゆる映り込みをゆがめ、Chicago in a Dayはここに立ち寄ります。いくつかのツアーは近くで終わるので、ツアー後のごほうびにもぴったりです;
  • 映画のロケ地を探す。大きな子なら、映画で見たことのある街角を探せます。ツアーによってはガイドが教えてくれます。

トイレと休憩

出発前に休憩場所を計画しておきましょう。78 E Washington StreetのChicago Cultural Centerは開いていれば無料で入れてトイレもあり、Inside ChicagoのインテリアツアーもCACのHistoric Treasuresもここで終わります。Empireのツアーが始まるUnion Stationにもトイレがあるので、ガイドが歩き出す前に済ませておきましょう。その間にあるロビーは公共施設ではなく、警備デスクのある現役のビルで、予告なく閉まるところもあるので、ツアーの途中で当てにしないでください。夏の暑さも冬の風も子どもの根気を縮めるので、季節選びには建築ウォークに最適な時期が役立ちます。

ティーンエイジャーと映画のロケ地

コーニスにはあきれ顔のティーンエイジャーも、ゴッサム・シティには目を輝かせることがよくあります。Empireの募集ページでは、South LaSalle StreetがBatman映画の背景になったことを紹介していて、Board of Tradeで行き止まる石の谷間はまさにそれらしく見えます。Inside Chicagoのインテリアツアーの口コミでも、ガイドが途中で映画の話を織り込んでくれたと書かれています。工学好きのティーンには、Pedwayのガイドのひとりが構造エンジニアだという口コミもあり、摩天楼が生まれた街では、なぜタワーが最初にここで建ったのか、その背景を紹介しています。

ツアーがきつすぎるときは

興味より先に脚が限界を迎える日もあります。リバークルーズなら全員座っていられます。Wendellaの90分建築クルーズ(約45ドルから)はWrigley Buildingの近くから出発し、屋内席とデッキ席があり、GetYourGuideでは9,739件の口コミで4.8です。家族連れにとっての注意点は、船が大きく夏は混み合うことと、船が着くずっと前に小さな子が解説に飽きてしまうかもしれないことです。2つのスタイルはリバークルーズか、ウォーキングツアーか?で比べています。

もうひとつの答えは、自分たちだけのガイドです。たいていは子どもに合わせてペースを落としたり、ルートを短くしたりしてくれます。Urban Adventuresのプライベート「Hidden Chicago」ウォーク(約178ドルから)は、Chicago Theatreから2.5時間、Pedwayを通ってRiverwalk沿いを歩き、途中でポップコーンの試食もあります。注意点は料金です。表示価格は参加者1人の場合のもので、人数が増えれば1人あたりは安くなりますが、少人数の家族だと参加型ツアーより1人あたり高くなりそうです。また話の約半分は、建物ではなく禁酒法時代についてです。プライベート・少人数の建築ウォークで選択肢を比べ、シカゴ建築ウォークの料金では4人家族の費用を計算しています。

小さな歩き手たち

親がまず聞くこと

シカゴの建築ウォーキングツアーは子どもでも楽しめますか?

長さが子どもに合えば、多くのツアーが楽しめます。CACの90分のMust-Seeウォークは小さな子に、2時間のインテリア系ツアーはたいていの小学生に向いています。Chicago in a Dayは4.5時間なので、食事休憩をはさみながら午後いっぱい楽しく歩ける子にいちばん向いています。

ベビーカーで参加できるシカゴの建築ツアーは?

Viatorでは、Chicago in a DayとInside Chicagoのインテリアツアーがベビーカー対応とされています。EmpireのSecret Interiorsウォークも同じ扱いです。Pedwayウォークは階段があるので不向きで、CACのツアーにはベビーカーの預かりがありません。

シカゴの建築ツアーで子どもは大人と同じ料金ですか?

必ずしもそうではありません。Chicago in a Dayは4歳未満無料で、Viatorでは4〜11歳に子ども料金があります。ViatorではInside Chicagoのインテリアツアーの子ども割引と、Empireのツアーの子ども料金も表示されています。

Pedwayツアーは子ども向きですか?

トンネル、とくに途中にある地下のプールを楽しむ子どもはたくさんいます。約2.4kmの道のりにいくつか階段があるのでベビーカーは置いていき、家族に閉ざされた空間が苦手な人がいれば見送りましょう。

シカゴの建築ウォークでトイレがあるのはどこですか?

出発地と解散地を当てにしましょう。Empireのツアーが始まるUnion Stationにはトイレがあります。いくつかのツアーが終わるChicago Cultural Centerにもあります。途中のオフィスのロビーは現役のビルで、公共のトイレを使えることはめったにありません。