プライベート・少人数の建築ウォーク
自分たちだけのガイドと聞くとぜいたくに思えますし、シカゴでは実際たいていそうです。本当にプライベートなウォークを販売している募集ページは数えるほどで、一般参加のツアーは十数人から30人ほどまでさまざま。このガイドでは、隣を誰が歩くかでツアーを分類し、4人家族の料金を一般参加とプライベートの両方で計算しました。
表記の意味
募集ページではいくつかの言葉がかなり大ざっぱに使われているので、タイトルだけで判断しないでください。
- プライベート。自分たちのグループとガイドだけで、ほかには誰もいません。比較したサイトでこれを販売しているのはUrban Adventuresで、独自のプライベートウォークのほか、GetYourGuideではChicago in a Dayのプライベートオプションもあります;
- 上限付きの少人数制。最大人数が明記された一般参加ツアーです。たとえばChicago in a Dayは12人、Pedwayウォークは15人;
- 人数の記載がない少人数制。Chicago Architecture Centerは自社のウォークを少人数制としていますが、人数は示していません;
- 一般参加の大きめのグループ。Empire ToursはViatorで最大30人まで受け付けています。
プライベートの禁酒法・建築ウォーク
Urban AdventuresのPrivate Hidden Chicago Walk(約178ドルから)は、1組のためだけに組まれた唯一のウォークです。Chicago Theatreから2.5時間。ルートはたいていPedwayとRiverwalkを通ってMillennium Parkへ向かい、そのあとMichigan Avenueの橋のたもとに向かい合って立つ2つのタワー、Wrigley BuildingとTribune Towerへ。途中でポップコーンの試食もあります。GetYourGuideでは94件の口コミで評価4.8、ガイドの評価は5.0です。難点のひとつは料金で、約178ドルは1人で参加した場合の額。もうひとつはテーマで、話の半分ほどは建物ではなく禁酒法時代についてです。販売はGetYourGuideのみです。
一般参加のグループはどこまで大きくなるか
| ツアー | 料金 | 人数上限 | 参加者にとっての意味 |
|---|---|---|---|
| Dazzling Interiors(Inside Chicago) | 約35ドル | 記載なし | 少人数だったという口コミが多い |
| Historic Treasures(CAC) | 約35ドル | 少人数制とあるが人数の記載なし | 大人数なら予約前に問い合わせを |
| Pedwayとループ(Inside Chicago) | 約35ドル | 15人 | 狭い通路でも動きやすい |
| Secret Interiors(Empire Tours) | 約30ドル | 30人(Viator) | 混んだロビーでは声が聞き取りにくい |
| Chicago in a Day(Urban Adventures) | 約99ドル | 12人 | GetYourGuideにプライベートオプションあり |
| Must-See Chicago(CAC) | 約35ドル | 少人数制とあるが人数の記載なし | 短時間、ほぼ屋外 |
| Private Hidden Chicago Walk(Urban Adventures) | 約178ドル | 自分たちのグループのみ | 料金は1人の場合、人数が増えれば1人あたりは下がる |
30人のグループでも広い歩道なら大して困りませんが、ロビーの中では後ろのほうに立って、ほかの人が質問するのを聞いているだけになりがちです。Empireの口コミには、ペースが速すぎたという声もあります。上限が12人や15人なら、友人同士でガイドを囲んでいるような感覚です。
Chicago in a Dayを一般参加で、またはプライベートで
Urban AdventuresのChicago in a Day(約99ドルから)は一般参加でもグループを12人までに抑えていて、GetYourGuideではプライベート版も販売しています。Chicago Theatreの看板の下から4.5時間、Pedway(天候が許せば)にMarina CityとWrigley Buildingを組み合わせ、たいていCultural CenterとLondon Houseが続き、合わせるとしっかり1食分になる試食も付きます。難点は長さと、1日のうち食べる時間の割合が大きく、建築そのものに割ける時間が減ること。Viatorでは平均で約39日前に予約が入っているので、プライベートの日程も直前まで先延ばしにしないほうが安心です。
最大12人、昼食込み
Chicago in a Dayはグループを12人までに抑え、ループと川沿いの建築をめぐる4.5時間にディープディッシュピザやイタリアンビーフを組み込んでいます。約99ドルから。GetYourGuideではプライベートオプションもあり、どちらのサイトでも24時間前まで無料でキャンセルできます。
専属ガイドが元を取れるとき
- 自分たちのペース。ドームの下で好きなだけ立ち止まり、退屈な1ブロックは飛ばせます;
- 自分たちの質問。1組だけを案内するガイドなら、台本どおりではなく、こちらの興味に合わせて話を広げてくれます;
- 移動に不安がある場合。CACのHistoric TreasuresとEmpireのウォークは、募集ページによって車いす対応の記載が食い違っていて、Pedwayのルートには階段があります。プライベートガイドなら車いすの方やゆっくり歩く方に合わせて計画できるかもしれませんが、まずは催行会社に確認してください;
- 子ども。見知らぬ人を待たせることなく、子どもが寄り道したり「なんで?」と聞いたりできます。年齢の決まりは子どもと楽しむ建築ウォークで紹介しています;
- テーマ。シカゴのアールデコ建築やFrank Lloyd Wrightがお目当てなら、予約前にルートをそちらへ寄せてもらえるか聞いてみましょう。
一般参加ツアーを自分たちだけで
もっと安く貸し切り気分を味わう方法は、まだ誰も予約していない一般参加の回を狙うことです。全席が空いている時間枠があり、こちらの人数が多ければ、その大部分を押さえることでガイドと自分たちだけになるかもしれません。ただし催行会社は残りの席を販売することもできます。当てにする前に、予約サイトから催行会社にメッセージを送って確認してください。
テーマ型の一般参加ウォークは、空いている日にはほとんどプライベートのように感じられます。Inside Chicagoのアールデコ・インテリアウォーク(約35ドルから)は、1920〜30年代の真鍮と大理石のロビーを約2.4kmにわたってめぐります。フラッパーやギャングの話は、1929年の大暴落より前の時代のものです。難点は、Dazzling Interiorsウォークと同じ広場、425 S. Financial Placeに集合することで、両方予約しても出発地点は変わらず、見学する内装が一部重なるかもしれません。車いすにも対応していません。

4人家族なら一般参加かプライベートか
大人2人と8歳・12歳の子ども2人の場合を考えてみます。Inside ChicagoのDazzling Interiorsウォーク(約35ドルから)の4席分は最大でもその料金の4倍で、Viatorの子ども割引を使えば合計は下がります。これにガイドへのチップを足してください。プライベートの約178ドルという表示価格は1人参加の場合なので、GetYourGuideで4人と入力して、希望日の実際の合計を確かめましょう。プライベートの額は一般参加の4席分をかなり上回るはずで、その差額で買えるのはルートとペースです。シカゴ建築ウォークの料金では、すべての選択肢にチップと交通費を加えて計算しています。
どちらを選ぶか
- 内装を見たい、出費はほどほどに。一般参加の2時間ウォークを。どれがどの扉を開けるかは中に入れるループの名建築でわかります;
- 少人数で、食事も楽しみたい。一般参加でもプライベートでも予約できるChicago in a Dayを;
- 自分たちだけのガイドがほしい。グループ単位で料金が決まる、プライベートの禁酒法ウォークを;
- 無料で、自分のペースで歩きたい。自分で歩くループ建築散策を試し、ガイドは一部分だけ予約しましょう。